【破壊と快感と中毒性と探究心】忖度しないゲームレビュー#8『DYSMANTLE(ディスマントル)』

レビュー
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数々のゲーム(インディーズを含む)をプレイしてきたMMCの隊長MM氏と、興味あるゲームしかやらないRONIN JAPANが忖度なしでゲームをレビューする、第八回目。

今回は
10tons Ltd
から2021年にリリースされた『DYSMANTLE(ディスマントル)』
今回はRONIN JAPANがレビューします。

作品概要

長い長い時間を経てシェルターから抜け出したあなたを、素晴らしき新旧世界が待っている。
危険で邪悪な生物が巣食う世界。
他の人間がまったく見当たらない世界。自然が支配するようになった世界。
ますます険しいものになろうとしている世界だ。
あなたは、悲惨な島からの脱出方法を見つけねばならない。
しかしその前に、厳しくも楽しい終末を楽しもう。

公式より

トップダウンビューのオープンワールドアクションRPGで、社会が崩壊した世界のある島からの脱出を目指す。そのために壊せるものは壊し、素材を集め、装備品や補助アイテムを作成したり、使用不能になっている拠点ポイントの補修、移動経路の修繕を行うという流れ。
そして、けっこう厄介なクリーチャーがウロウロしていて、こいつらを薙ぎ倒しながら進行していく。

一回起動したらヤメられなくなってしまう、その理由

実はこの作品のレビューは、もう少し早くアップするつもりだったのですが、起動するごとにやめられなくなってしまってて…。
なんならMMCのメンツが揃ってるのに、私だけはこれをひたすらやってるという状況が続いてました。
基本的なシステムなんかは他サイトで紹介されてるんで、ここはひとつ
ヤメられなくなる理由を書いてしまえ」と思い、レビューします。

とにかく広いマップ

自分が通常見ているひと画面が、全体マップで見ると方眼紙のひとマス分しかないことを知った時「おいおいおい」と声に出してしまったほど。

一度行った場所は地図に表示されるのですが、行ける場所なのに、もしかしたら行っていないところがあるんじゃないか?と歩き回りたくなるんですよこれが。
しかも、その探検が元で急激にプレイヤーが強化されるきっかけになったり、思わぬサイドミッションを見つけたりもするんですよねー。
よくできたマップだと感心させられますし、制作サイドが楽しみながら世界を広げていったんじゃないかと感じます。

実際に移動してみると嫌気が差すほどの広さではないし、ゲームを進行していくとポイント間でのファストトラベルも可能になるのでご心配なく。

ど真ん中に明らかに一番最後まで行けそうにないところがあるのよね!
あと、どう頑張っても登れないとこにクリーチャーいたり…。
何か移動方法とか?あるんじゃないすかねぇ?

些細なことから急加速するストーリー

フラッと入れた未開のエリアで、「!マーク」を見つけて調べると異常なテンポの良さでメインストーリーが進み、急激な速さで未開の地の姿が明らかになっていくんですよ。(画像は最初期のミッション)

これがねぇ、ひと段落させようにも続きが気になってしょうがなくなるパターンなんです。
丁度、海外ドラマが大ブームとなった頃のよくある展開みたいな感じでしょうか。
前述のマップのくだりの感覚と相まって、進み出したら止めたくなくなるところに、制作サイドがプレイヤーをストーリーに引き摺り込む上手さを感じます。

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